2008年2月22日 (金)

『潤色の舌戯』 -図書館司書編- その27

 そう……、そうだよ……、陰茎をよりもっと奥へ……、1ミリでも余計に奥へ迎え入れようと……、クイクイクイと小刻みに動いたりするのも……、それも自然の摂理なんだよ………
 素晴しい……、とても素晴しいわ……自然の摂理って……、書物のどこにもこんなこと書いていなかったけど……、最高の摂理だわ……
 そうだろうね……、どっちかっていうと……、間違ってもキミが手にしないような……、スケベな雑誌とかにしか書いていない……ことだから……、いまキミとボクがしていることは……
 ねえ……、体勢を……変えてみてもいい……?
 バックで……したいっていうこと……?
 違うわ……、上に……、私のほうが上になってみたいの……
 キミが上に!?
 ええ……、いまの……、お互いが立ったままの状態で……、水平に陰茎を挿入されるのも……、それもとてもいいかんじなんだけど……、でも……、自分でもどうしてだかよく説明できないんだけど……、私のほうがあなたの上になって……、もっと好き勝手に腰を動かしてみたいの……、なんかだ肉体のほうが……そういうことを欲しているみたいなのよ……
 いいけど、でもここ図書館で……、ベッドとかないし……
 ねえ、机の上に横になってみて。
 デスクの上に? だって、デスクの上にはキミの読みかけのメチャ分厚い洋書とか筆記具とか……
 こんなの全部どかせばいいのよ、ドサドサーって。
 か、過激だね……
 さあ、ちょっと冷たいかもしれないけど、この上に横になってみて。
 こ、こう……?
 うわぁ~……
 な、なに……?
 さっきは、立ったまま見下ろすようなかんじで、この勃起しきった陰茎を目にした時は、あの時はあなたっていう肉体の一部にすぎないっていう感じだったんけど、こうやってあなたがデスクの上に横になって、垂直にそそり立った状態の陰茎を改めて見ると、まるで陰茎だけこの世に存在するみたいだわ。
 そ、そう……?
 ねえ、そのままジッとしていてよ。こんどは私のほうが、こうやって覆い被さるようにして真上から挿入して……みるから…………
 それじゃダメだよ。すこし自分の指でアソコ、膣を開いたような状態にしておかないと。
 こうね。ジャンケンのチョキみたいにしながら、こ~……やって腰を下に落としていって……
 ううッ!
 痛いの?
 い、いや……、そうじゃなくって……、態勢を変えただけなのに……、ものスゴイ圧迫感で……、でも、平気だから……
 そう。それで? なんとか根もとまであなたの勃起した陰茎を挿入できたみたいなんだけど、これからどうすればいいの? こういう……腰の動きでいいの……?
 自然の摂理に……のっとって……、好きなように……動かせば……い、いい……んだよ……
 じゃあ、じゃあ、こういうのは? こ~んなふうに……、四股を踏むようなかんじで……、上下に大きく腰を動かしてみたりとか……
 それっ、それっ、それもっ……、ありだと……、大ありだと……思う……よ……
 イイわ……、イイっ……、とっても……イイかんじだわ……
 そ……、そう……、それは……よかった……ね……
 ねえ……、あなたのほうは……どうなの……?
 いい……、サイコー……、サイコーだよ……、宇宙一みたいな……、そんな表現が……けっして大ゲサでもないような……、そんなスーパー・ダイナミックなボディーを……、ボクの好きな……真下からのアングルで……、自由気ままに……、重力から解き放たれ……、勝手気ままに肉体が躍動するさまを……、こうして……間近で……拝めるわけだから……、サイコーの上に……サイコーをいくつも積み上げたような……、スーパー・サイコーってかんじで……、でもって、肝心のボクの息子は……、充分に濡れきったキミのアソコの奥に包まれ……、でも、ちょっとキツい……かんじがしなくもないような……

          (つづく)

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2008年2月19日 (火)

『潤色の舌戯』 -図書館司書編- その26

 あっ……、ぁぁああ……、あっ……
 挿れたら……、こ~やって……
 ……………
 こ~~やって……
 ……………
 どう……? 男性のボッキしきったアレが……膣の奥に挿入されてるの……わかる……?
 ええ……、すこしだけ左に……傾いた陰茎が……根もとのほうまで……挿入されているのが………
 先のほうは……、亀頭のほうは……どう……?
 え…、ええ……、そっちのほうも……、笠が開いた亀頭が……、あなたが腰を前後するのと同時に………、膣の奥のほうで……前後しているのが……わかるわ………
 OK……、それで充分だよ……、じゃあさぁ……、こんどは少し……オッパイを揉みながら……陰茎を前後させるよ……
 そういうの……必要なの……?
 そう……、すこしだけ必要……、思ったまま……、感じたまま……男が行動すると……、そういうことを……自然としたくなるものなんだ……
 自然の摂理っていうことね……、それなら……構わない……ああっ!
 どうかした? 痛いの?
 そう……、そうじゃないの……、両方いっペんに……、こんなにしっかりわし掴みされたことなんかないから………、はじめてのことだから……、ちょっとびっくりしてしまって……
 そうだったんだぁ……、でもね、でも……、それだけじゃないんだよ……、両手で特大サイズのバストをこ~してわし掴みにしたら……、わし掴みにしたまま円を描くようにこ~んなふうに……
 ああっ……、あっ…、あっ…、ああぁぁ……
 こうやって……、なんども……なんども……、円を描くように……、キミのダイナミックすぎるバストを……
 あっ…、あっ…、ああっ……、ああんっ……
 充分に揉みほぐしたら……、こんどは片手はそのままバストで円を描きながら……、空いてるもう一方をこう……
 アアっ! ああッ!?
 なに? どうかした?
 なにって、きゅうに乳首を吸い上げたりして……、それ……、ひょっとしてそれ……、それも……自然の摂理……
 そうだよ……、人一倍巨きなオッパイを……わし掴みにしたままこ~やって揉みあげることも……、あるいは、そのわし掴みにしたオッパイの先端部分に……こ~んなかんじで舌を這わせたりすることも……、みんな自然の摂理なんだ……
 それじゃあ……、わし掴みしたり……乳首を吸い上げたりしながらも……、ずっと腰を前後に動かしつづけることも……
 そう……、そうだよ……、思ったまま……、感じたまま……男が行動すると……、自然と腰が前後したり……、ときにはこ~~んなふうに………
 あッ、あッ、ああぁぁ……、ふ、不規則にっ……勃起しきった陰茎を……、膣……、膣のなかで……動かしたりしてッ……
 そうだよ……、自然の摂理に従うと……、キミがカイロ大で経験したように………、こんなふうにガツンガツンいくことも……、あるいはスロー・スロー・クイック・クイックっていう……、こ~いう変則的な腰を動かしかたも……
 そ、それじゃあ……、私の腰が……、自分では意識していないのに……、勝手にこうやって……前方に動いちゃったりするのも……

          (つづく)

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2008年2月16日 (土)

『潤色の舌戯』 -図書館司書編- その25

 褒められてるの……かな?
 褒めているんじゃないわ。いままで話してきた印象から、多分だと思うけど、あなたがその相手なら気にならないように思うから。だから許可したんだけど、ねえ、フェラーリはしなくていいの?
 フェラーリ?
 おしゃぶりのことだけど。挿入する前に女性が相手の勃起した陰茎を口の中にいれておしゃぶりするんでしょう?
 それを言うのならフェラチオだよ。
 フェラチオ? フェラーリじゃなくって?
 そう。
 なんだ、そうだったの。私てっきり、モナコでフェラーリが勝ったとか、今年のフェラーリはすごく速いとかって耳にして、てっきりおしゃぶりコンテストかなんかのこと言ってるのかかと。
 そんなことするわけないだろ。F1。スポーツ・カーのこと指して言ってるんだよ。そんな、何万人もいるような群衆の前でおしゃぶりコンテストなんてしたら、それこそ変態ワールドだよ。
 それはそうね。でも、そのフェラ……
 フェラチオ。
 そう。そのフェラチオが必要なんでしょう? コーンに垂れてきたソフトクリームを舐めるような舌の動きなんかも加えながら。私、どっかで読んだことがあるわ。
 必要ないよ。
 必要ない?
 そっ。必要ない。こんな宇宙一みたいな爆乳の持ち主で、でも、妙に会話がトンチンカンデで、でも、ウエストのくびれと脚のラインはピカイチで、そんな摩訶不思議な魅力の持ち主の女性のお口にパックリだなんてされたら、それこそひと舐めでドピュ、あ、いや、そうじゃなくって、もうこの態勢ならそんな姑息なこと必要ないよ。
 そうなの?
 そうなの。姑息っていったら、舐めしゃぶってくれる相手の女性に失礼だけど、でも、行為だけはもう必要ないよ。だって、それって前後の、挿入前後の愛情表現だったり、あるいは、男性のココを臨戦態勢に昇華させるための行為なわけで、もうボクのココは……
 ビンビンのギンギン、いえ、ギンっギンな状態ね。
 途中の小さな”つ”は余計だよ。
 でも、おヘソのあたりまで跳ね上がっているし、理由はどうしてだかわからないけど、でも、あなたのソレ、先っぽが濡れているわ。
 準備万端。今や遅しってかんじだからだよ。
 そう。じゃあ、OKなのね。じゃあ、お願い。
 えっと……
 さあ。どうしたの? もっと脚開いたほうがいい? それとも、やっぱり放送大学が必要?
 いや、そうじゃなくって……、ええと……、キ、キ、キミは素晴しいボディーの持ち主だし、顔だって、よく見るまでもなくいそうとう、いや、メチャ美人で、多分、その時代遅れのメガネを外せばよりもっと美人なわけで……
 なに? 急になに言いだすの?
 あのね、説明するけど、こういう行為をしているときに、相手の良いところを褒めるのは、それは普通の行為なんだよ。
 ふ~ん、そういうものなの。
 そうだよ。メガネとったら……ああっ!
 なに?
 いや……、そのぉ……、ボクが想像していた以上に……
 以上に、なに?
 以上に……美形で……
 そう?
、そうって、そういうの誰かにいってもらったことない?
 なかったわけじゃないわ。
 どんなの?
 オマエの胸は宇宙一デカいって、道歩いていたら、すれ違いざまに。
 ……………
 なに? どうしたの?
 キミはつくづく巡りあってきた人間が悪いんだなと思ってさぁ。
 でも、あなただって少しはそう思っているんでしょう? 巷ではお眼にかかれない、超特大サイズのおっぱいしているなとか、ウェストがびっくりするほどくびれているから、なおさらその上にブラ下がっている乳がデカく感じてしかたないぞとかって。
 そっ、そっ、それは……否定はしないし、それに、話は思わぬところによく転がったりするけど、でも、キチンと説明すればその話にちゃんと耳を傾けてくれるし、納得がいけばすぐ自分のほうを修正してくれるし、キミは気がついてないかもしれないけど、でも、あのドアのあたりではじめてキミを見かけたときから較べれば、表情だってかなり温和になってきてるし、とにかく、ウソ偽りなくキミは女性として魅力があるよ。
 ……………
 ホントだよ。はじめの時にいったけど、キミの肉体はビックリするほど魅力的で美しく、内面的な部分は、その表面にすこし警戒心のような膜がかかっちゃってるけど、でも、その内側にある精神的なものは、まったく穢れがなくって、普通に生活してきちゃったボクなんかかすれば、同じ空間で息してるこだって畏れ多いって思うぐらいそれぐらい清くて美しいと思うよ。
 ……………
 どうしたの? なんか傷つけるようなこといった?
 違うわ。ど、どう反応すればいいか……、そんなこといままで読破してきた書物のかにはなにひとつ書いてなかったから……それで……
 いいんだよ、無理に反応しようとしなくって。
 無理に反応しなくてもいいの?
 そう。思ったまま、感じたままにしていればそれでいいんだ。それより、挿れようか。それが目的だったもんね。
 ええ。
 じゃあ、正面向きのまま、脚を少し開いてみて。
 こうね。
 ホラ、さっきも言ったように、そんなに大きく脚を開かなくていいんだよ。肩幅より少し広いぐらいで。
 こうね、こう……
 OK。じゃあ、挿れるよ…………

          (つづく)

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2008年2月13日 (水)

『潤色の舌戯』 -図書館司書編- その24

 あのぉ……
 なに? まだなにか準備するものがあるの?
 い、いや、そうじゃなくって、あのぉ……、なんで最初のポーズが…バックなの?
 なんでって、挿入するときって、このポーズなんじゃないの?
 そ、そういうポーズももちろんあるけど、でも、いきなり、いの一番がそのポーズに決まっているっていうわけじゃあ……、あの、ようやく点火しかかったところ質問なんてしてアレかもしれないけど、カイロ大で行ったときって、そうだったの?
 ええ。私はよくわからかったから、相手の男性に任せてたんだけど、そうした、誰がなんていおうとバックからに決まっているって、拳握って力説するものだから、そうなのかなと思って、壁に手をついた状態で、今みたにお尻だけグッと突き出した体勢で挿入してもらって、その後、そのドイツ人の彼が狂ったようにズドンズドンって腰を突き出すようにして、十回くらい、いえ、九回半だったかしら、とにかく、それくらい腰を動かした後、いきなり引き抜いて、私の背中の上に射精して終了したんだけど。
 そういうことだったのかぁ、背中に射精したっていうから、なんかおかしいなとは思ってたんだけど……
 普通はそうじゃないの? どんなポーズが一般的ななの?
 そうだなぁ、立ったままそういうことをするともかく、普通は向かい合わせでするのが一般的だと思うけど……
 なんか、間抜けね。
 間抜け?
 だって、そのときは彼が下宿している部屋でそういう行為を行ったんだけど、横に大きめの、多分、彼がドイツから持ち込んだモノだと思うんだけど、大きめの、幅もそれなりある姿見がドーンて立ててあって、私、途中でチラっと、自分たちのそういう姿が映っているところを見たんだけど、そうしたら、その鏡に映る彼の顔がなんか間の抜けた表情していたんだけど、もし、あなたがいうように向き合ってそういう行為をしたとすると、その間の抜けた表情をまともに見ることになるじゃない。
 う~ん、なんていうか、これもまた感情が絡んでくるから、キミが相手だと説明しづらいっていうか、理解してもらうのが大変そうなんだけど、なんていうかなぁ……、理由はともかく、そういう、キミがいうアレの最中の間の抜けた表情っていうのは、それはそれで愛おしく見えたりするもんなんだよ。
 愛おしく?
 そう。たとえば、苦労して生んだわが子が、ニッコリ微笑んだときの表情を見る母親の心境っていうかなんていうか……
 ふ~ん……
 まあ、とにかく決してイヤなものではないっていうか、むしろその表情を互いに見たくなるようなものなんだけど、でも、もしキミがどうしてもイヤだって拒否するなら……
 待って。いいわ。許可するわ。
 えっ!? い、いいの? どうして急に……
 相手がアナタがだからよ。

          (つづく)

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2008年2月10日 (日)

『潤色の舌戯』 -図書館司書編- その23

 そうね。そういわれると頭にくるわね。
 でしょう、でしょう? そういう大切な場所を指でこ~やって……、あるいはひねりを加えながらこ~~やってとか……
 なんだか最悪、最低の出来事に思えてきたわ。
 止めてくれないどころか、無神経に、指を折り曲げたままの状態で烈しく前後にこ~なこと……、こ~んなことまでやったりするんだよ。
 めちゃくちゃ頭にくるわ。ぶん殴ってやりたくなる。
 そ、それ以外の感情は?
 それ以外の?
 そう。相手の男性に対する感情はともかく、指を挿入されたときの肉体的な反応からくる感情。普段かかえているストレスから開放され、どんどん身体が軽くなっていくとか、あるいは、いままでに体験したことがないような、とてもいい気持ちが沸き起こってくるとか……
 全然ない………わけじゃないわね。
 どんな、どんな? そこをもうちょっと詳しく。
 さっきあなたに舌で舐めしゃぶってもらったときはどうとも思わなかったけど、でも、いまは少し違うっていうか、そうやって挿入されたまま指を微妙に動かされたりすると、直接感情に訴えてくることはないんだけど、でも、指で動かされてる膣の奥がすこし熱を持ちはじめているっていうか……、そんなところかしら?
 いいね。いいよ。
 いいの?
 いい。いいよ。だから、ホラ。すこし濡れてきたじゃないか。
 あら、なんだか、さっきのとすこし違うネバネバね。
 でしょう、でしょう? これがキミの肉体が分泌した……あっ!
 はぁに……?
 いきなり……ボクの指を喰わえたりして……
 だって、私の肉体が分泌したモノなんでしょう? それなら、持ち主であるこの私がいまみたいに舐めたとしても、不思議でもなんでもないことじゃない。
 そ、そうだけどぉ……
 それで、膣の奥からなんだかよくわからないネバネバした液体が分泌されたら、その次はどうするの?
 ホントはいろいろプロセスを、その複雑なプロセスを行ったり来たりするんだけど、キミの流れというか、性格を考慮して決めたとすると、つぎは挿入……ってことになるのかなぁ?
 そう。じゃあ、サッサと挿入してみてくれる?
 サッサとっていうけど、でも、まさかこんな都合のいい展開になるなんて思ってなかったらか、避妊具とかの準備が……
 避妊具? そんなモノが必要なの?
 ないよりかはあったほうがいいよ。恐らくまだキミだって子どもは欲しくないだろうし……
 そういわれればそうね。でも、この部屋にはそんなモノなにひとつないわ。
 いわれなくっても想像できるけど……
 ねえ、そっちもなんとかしてくれない?
 な、なんとか!?
 そっ。いろいろ方法を知っているんだから、そっちのほうもなんとか出来るんでしょう?
 ま、まあ、サランラップで代用するとか、直前で抜き取って、外に放出するとか、方法がないわけじゃないけど……
 そっ。それじゃあ、方法はあなたに任せるから、挿入してみてくれる? さあ。

          (つづく)

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2008年2月 7日 (木)

『潤色の舌戯』 -図書館司書編- その22

 想像で興奮?
 そう。想像するだけで心臓がドキドキするっていうような……
 あるわ。星の爆発と再生!
 星の爆発と再生?
 ええ。あなたも知らない? 星にはそれぞれ寿命があって、それが過ぎると、爆発しながら終焉を迎えていくんだけど、それで全てがおしまいになるわけじゃなくて、ガスと塵になって散っていった後には、宇宙空間のなかで長い時間浮遊し、再び、収束しながら新たな星となって再生されていくの。その一連のプロセスが何億光年、何十億光年という、人間のちっぽけな想像をはるかに凌駕したような、悠久の時間を経ながら行われていくんだけど、それを想像すると、あまりのダイナミックさで……
 あの、話の腰を折るようで悪いんだけど、もっと現実的なものはないの?
 現実的なもの? 例えば?
 身の回りにあふれていて、そんな何億光年なんていう永い時間がかかったりしないようなものだよ。
 そんなものないわ。身の回りにあるものなんて、どれもありきたりのものばかりじゃない。
 う~ん、そうくるかぁ。じゃあさぁ、キライな男性のタイプは? そういのならあるでしょう?
 あるわ、た~くさん。もう、数えきれないほどよ。
 ど、どんなの?
 私のこの肉体を目当てにこの図書館に通ってくような、ゴキブリにも劣るような男どもとか……
 ……………
 なに? 私、なにかマズいことでもいった?
 い、いや……、だ、だいじょうぶ……だと思うけど……
 とにかく、挙げたらキリがないほどあることにはあるんだけど、とにかく、もっとも私が嫌いなのは、女性の肉体だけを目的とした、ああいう男どもがいちばん嫌いね。見ているだけで虫唾が走るわ。
 ……………
 なに? どうしたの? 心臓病でも患っているの?
 い、いや……、そ、そうじゃないんだけど、あ、あの……、ち、ち、ちなみに……、そ、そ、そういうタイプの男性って、こ、この図書館に……来たことがあったり……?
 ええ、あるわ。本を捜しているフリしているけど、本のことなんてこれっぽちも頭のなかにないのよ。あるのは、女性と生殖行為をすることだけ。頭のなかはソレでいっぱいなのよ。それで、とくに始末に負えないのが、そういうヤニ下がったようなことを表情に出さない、一見、ごく普通の、いえ、ひょっとすると、やや大人しい印象を与えるような、そういう姑息な男ども、そのタイプが最低中の最低よ。まだ、はっきりデカイ乳してんな。ちょっと揉ませろよって、面と向かっていってくる男どものほうが、意気地が合って爽快な印象を受けるわ。
 ……………
 なに? 本当にどうしたの? 具合が悪いのなの、救急車呼ぶけど。
 だ、だ、だいじょうぶ……だと思うけど……、あ、あの、あのさぁ、そういう、そういう最低中の最低の男性にこ~やって……指を挿入されたら?
 べつに。
 べ、べつにって、女性のもっとも大切な場所に指を挿れられてるんだよ。
 それって特別なこと?
 特別なことだよ、特別な。だって、女性のいちばん敏感な場所だし、それに、赤ん坊が、新たな生命が宿ったりする場所なわけだから。キミのさっきの話を応用すれば、爆発と再生をくり返されるために必要不可欠な宇宙の空間であって、そこを異質なものでこ~やって……メチャクチャに汚されてるんだよ。

          (つづく)

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