2007年1月14日 (日)

『潤色の舌戯』 -家庭教師編- その18

 だッ、だってぇ、ショーツまで脱いだらほんとにっ……、ほんとにそのっ……
 中学生の青いち○ぽをニギニギ、シコシコ好き勝手やれたんだから。その薄いピンク色の下着も脱いでもらわなくちゃ、割りが合わないんじゃない?
 そんなぁ………、あれはタクヤくんがその……
 脱いだやつはそのへんに転がしといていいから。さあ。
 ん、もう……、エロ中学生なんだからぁ………
 はい、そっちの足も。
 …………………
 はい。じゃあ、そのへんに投げ出したら、こっちを向いて。
 ほっ…、ほんとにッ……、だってッ……、そのッ……
 ほらほら、手で隠しちゃダメだよ、先生。もっと堂々としてなくっちゃ。
 だってッ……、だってぇ……
 気をつけするみたいに両手を身体のわきにして。
 やっぱりダメっ、そんなことできないッ……、ムリムリっ…、ムリよそんなっ……
 ほら、しゃがんじゃダメだよ。ちゃんと立って。
 だって丸裸なのよッ……、なにも身につけてないのよっ……、それなのに直立不動でいろだなんてムリよっ……、ムリムリっ……
 でも約束でしょう。だから、ほら、ちゃんと立って。
 だってそんな……、気をつけなんてしたらほんとに……、ほんとにあそこが丸出しに……
 さあ、ゆっくりでいいから手を外して…
 ねえ、カーテンっ…、カーテンちゃんと閉めてっ…、カーテンっ……
 さっきボクに閉めさせたでしょう。
 カギっ…、カギはっ…、ドアのカギはっ……
 カギはカーテン締めたとき、先生が自分で締めてたじゃない。忘れちゃったの?
 忘れてないけど……、でもっ……、でもこんなっ……
 大丈夫。絶対誰にも見られないし、誰も入ってこないから。だからほら、身体から余計な力を抜いてダラリとして……
 でもッ……、こんな……、こんなのって………あッ、なにッ!? なにするのッ!
 ちょっとだけハンカチで縛らせてもらうよ……

          (つづく)

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2007年1月12日 (金)

『潤色の舌戯』 -家庭教師編- その17

 そ……、そうかもしれないけど……、でもどうやって……
 お袋にうまく根回しして、家庭教師代アップするようにしておくから。
 ほ……、ほんとにそんなことが……可能に……
 ボクねぇ、なぜだかお袋には信頼されきってて、ボクのいうことなら、ほとんどなんでも鵜呑みにしちゃうんだ。先生も気づいてたでしょう?
 それは前々から……
 まあ、いくらそれらしい理由をつけたとしても、あまり高額のアップだとお袋だって怪しむから、10%アップってとこでどう? いい条件だと思わない?
 でもぉ……
 よーし。大奮発して15%アップ。それで手を打たない? こんないい条件ほかにはないと思うけど。
 そ……、そうかもしれないけど……、でも……、スッポンポンだなんて……、そんな……
 あ、大学の件、親父たちにバラしちゃってもOKなわけ?
 またそれをいう……、わかった……、わかったわよぉ……、手を打つわよぉ……
 じゃあ、契約成立ってことで、ぽんぽーんて。
 ん、もう……、見るだけだからね……。絶対手を出したらダメだからね………
 わかってますって。出しませんて。
 ホントよ………、約束だからね………
 ぜったい出しません。だからそのストッキングもぽんぽーんて。
 こ……、これで……、これでいいんでしょう……
 ダーメ。
 なんでっ…、だってスカートもストッキングもちゃんと脱いだじゃないっ……、それなのになんでダメなのよっ………
 まだ一枚残ってるじゃない。
 こっ、これもッ!?
 そうだよ。スッポンポンて約束だったでしょ?

          (つづく)

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2007年1月10日 (水)

『潤色の舌戯』 -家庭教師編- その16

 あっ…、なんでまた握らせるのッ…、ちゃんと答えたじゃないっ……、ちゃんとッ……
 根元だけ硬くてもしょうがないじゃない。先っぽも同じように硬くなくっちゃ……
 そんな……あっ、またキツく握らせて……あッ、ああっ……
 ギュッ……、ギューッと……
 ああっ……、ああぁぁ……、あああん……
 どう? 先っぽのほうもじゅうぶん硬くなってるかんじ?
 かたい……、根元も……先端も……じゅうぶん硬い……、とっても硬いから……
 カチンコチンってこと?
 カチンコチン……、鋼のように……カチンコチンだから……
 ホントに? ムリにそういってない?
 ほんと……、ウソじゃない……、誰にも負けないぐらい……、ダイヤモンドみたいに……カチンコチンだから……
 そっかぁ。じゃあさぁ、こんどは先生が脱ぐばんだね。
 脱ぐッ!? わたしがっ?
 そう。こんどは先生がスカートとかストッキングとか脱いで、スッポンポンになるばんだよ。
 なっ、なんでわたしがスッポンポンなんかにッ…、なんでッ……
 だって、男のいちばん大事なとこをムキ出しにしてたっぷりニギニギ、シコシコしたんだから、こんどは代わりに先生が女のいちばん大事な場所を丸出しにしてボクに見せてくれなくっちゃ。
 ダメダメっ、ダメよっ…、ダメに決まってるじゃないっ……、なんでそんなっ……
 もちろんタダでなんて、そんなケチなこといわないよ。
 えっ……? なに……? いってる意味がよく……
 先生はさぁ、家庭教師代がほかと較べて高かったから、わざわざうちを選んだんでしょう?
 そっ、そんなことない……、たまたま捜してたら……
 たまたま? じゃあ、なんで自宅からこんな離れた場所を選ぶわけ? 自宅の近くにも家庭教師を捜している家ぐらい、いくらでもあったんじゃない?
 それはその……、だから……
 ボクのうちだと、往復するだけでゆうに二時間以上はかかるんでしょう? ふつうそんな遠いとこのバイトは選ばないと思うけど、違う?
 それは………、その………
 さっきもいったけど、先生を責めてるんじゃないんだよ。たださぁ、どうせもらうなら、いっぱいもらったほうが得だと思うんだけど。

          (つづく)

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2007年1月 8日 (月)

『潤色の舌戯』 -家庭教師編- その15

 ホントにぃ? 自信つけさせようとして、ムリにそういってない?
 ほんとっ……、ほんとにりっぱだと……あッ! なんでッ! なんで握らせるのッ……
 ほら、もっとちゃんと握って……
 だからなんでッ…、なんで握らせたりするのッ…、なんでッ……
 だって先生、さっきから横向いたままで、ぜんぜんボクのココ見てくれないんだも。だから。
 だからって……あッ、はなしてッ……、はなしてったらぁ……
 ねえ、どう? ボクのここ、小さくないかなぁ。
 巨きいッ…、じゅうぶん巨きいからッ……、自信もっていいからっ……、だから手をっ……
 ダメだよ、先生、ちょっと握っただけで決めちゃ。判断するならもっとこうやってからでなくちゃ……
 あッ、ダメっ、ダメダメっ……、なんで前後にそんなッ……、ああっ……
 先端からつけ根まで……、何度も何度もスライドさせて……
 もういいッ…、もうじゅうぶん理解っしたからッ……、だからもうっ……、もういいからッ……
 ダメダメ。最低でも十回はシコシコやってみてからじゃないと……
 そっ、そんなっ……、ああっ……、ああぁぁ……
 九回……、十回……と。どう? 判断できたみたい?
 じゅうぶん……、じゅうぶん巨きい……、誰に見られても……恥ずかしくない巨きさだから……、ほんとに……
 じゃあ、硬さのほうは?
 かっ、かたさぁ!?
 アレ? 巨きさだけ確かめて、硬さのほうは確かめなかったの? しょうがないないなぁ……
 あッ、また握らせてっ…、またッ……、ああッ……、ああっ……
 ほら、五本の指でしっかり握ったらギュッ、ギュッって……
 まってッ……、ちょっとッ……、ああっ……、まってッ……
 ほら、スポンジから水分を絞りだすようなかんじで、ギュッ、ギューッて……
 もういいッ……、もういいからッ……、じゅうぶん理解したからっ……、だからもうっ……
 ホントに? どうだった?
 かたい……、硬さも……じゅうぶん合格だから……、だからもう……
 じゃあ、このへんは?

          (つづく)

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2007年1月 5日 (金)

『潤色の舌戯』 -家庭教師編- その14

 だれが……、だれがそんなことを……あッ、またっ…、ああっ……、ちがっ……、ちがうったら……
 先っぽをカジカジしながらモミモミも加えて……
 あああっ……、なっ…、なにをッ……、ああっ……、あああん……
 先生も舐められたりするのより、噛まれたりするほうが好きだったんだね。
 ちがうっ…、ちがうったら……、デタラメ……、デタラメいわないで……、ちがうから……
 でもさぁ、さっきからお尻のあたりがグリングリン動いちゃってるし、声のかんじだってぜんぜん違ってるよ。ほら……
 あっ、あああん……、だめぇぇ……
 もういっちょう……
 あああん……、タクヤくん……、だめぇぇ……、だめになっちゃうから……、あああん……
 アレ……? アレレ……?
 なっ……、なにっ……、こんどは……、なに……
 先生があんまり耳もとで悩ましい声出したりするから、アソコが勃っちゃった。
 ええッ!?
 ほら、ジーンズの前がパンパンっ。
 あッ、なんで触らせるのっ…、なんでッ……
 悪いけど、ちょっとここでジーンズ脱ぐね……
 なっ、なんでここで脱ぐのよっ…、なんでっ……
 ボッキしちゃうとこのジーンズ……きつくってしかたないんだ……。だから……
 だからって…、まってッ……、ちょっとまって……、脱ぐなら隣の部屋かなんかで……キャッ!
 ああ、スッキリしたぁ。
 なんでッ…、なんで下着まで一緒に脱ぐのッ……、どうしてっ……
 トランクス型じゃないから、勃つとこっちもキツいんだ。だから一緒に。
 しまってッ…、しまってお願いだからっ……、早くしまいなさいっ……
 ムチャいわないでよ、先生。折りたたみ式じゃないんだよ、コレ。
 そっ、そうだけど……、でもっ……、前を覆うかなんかして……、目につかないように……
 それよりさぁ、ボクのココ、巨きいほうかなぁ。
 なっ、なにいいだすのッ…、いきなりなにをッ……
 きちんとムケてるのは友だちと確認し合ったから大丈夫だと思うんだけど、巨きさがねぇ。ボッキしたときどれぐらいの巨きさが標準なのか誰もわからなくて、それでちょっと心配なんだけど、ねえ、どうかなぁ、小さくないかなぁ。
 り……、りっぱ……、じゅうぶん巨きい…、巨きいから……

          (つづく)

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2007年1月 3日 (水)

『潤色の舌戯』 -家庭教師編- その13

 でも、いまものスゴい速さで身体が反応したみたいだったけど……
 そんなことない……、そんなこと……あッ、またっ…
 ほら。先っぽに触れるとピクンピクンって、スゴい速さで全身が反応するじゃない。ほら、ほら……
 ちがっ…、ちがう…の……、あっ、ああっ…、ダメダメっ……
 ひょっとして先生、感じちゃってるの?
 なっ、なにいってるのッ……、だれがそんなっ……、そんなことあるわけ……あッ、またっ……
 やっぱりそうだ。先生、おっぱいの先っぽ、性感帯だったんだね。
 なっ…、なにを理由に……あっ、ああぁぁ……
 ほら、反応してるだけじゃなくて、少しだけど先っぽが硬くなりかけてるじゃない。ほら、こっちの先っぽも……
 ちがっ……、ちがうのっ……、これは……あっ、ああっ……、そこは……
 中学生が相手だから認めたくないってのはわかるけど、でも、素直に認めちゃったほうがいいんじゃない? もうまっ直ぐ立ってられないじゃない。
 ちがっ……、違うから……、ぜったい…ちがう……、違う違う……
 ホントに? じゃあ、こんなことされてもぜんぜん感じない?
 ほんとに……、ほんとに……あッ! なにッ、なにをっ……
 コローリ、コロコロ……、コローリ、コロコロ……
 それっ…、それはっ……、ああッ、ああぁぁ……、なんでそんな……、あああん……
 感じてないんでしょう? だったら、ちょっとぐらいこうやって先っぽをコロコロ転がされてもOKだよね……
 あっ、ああん……、だめ…、あっ…、ああん……
 ほら、反対回りにもコローリ、コロコロ……、コローリ、コロコロと……
 まって……あっ、あああん……、まって…、まって……
 そろそろ認める気になった? おっぱいの先っぽをツンツン、コロコロされると感じるって。
 かんじない……、かんじないわ……、ぜんぜん……
 まだ認める気にならないの? じゃあ、こんなのは……
 ああッ!! なにッ!! なにをッ……、ああッ……
 ツンツン、コロコロされても感じないなら、少しぐらい吸われても平気でしょう……
 まってッ……、まっ…、ああぁぁ……、ああぁぁ……
 ほら、反対も同じように……
 ダメっ、あっ、ダメだから……あッ、はんそくっ……、はんそくッ……、噛んじゃ……、歯をたてないで……あっ、ダメダメっ、噛んじゃダメだったら……
 でもさぁ、こういうの女の人はけっこう好きなんでしょう? こういう過激なことが……

          (つづく)

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2007年1月 2日 (火)

『潤色の舌戯』 -家庭教師編- その12

 バストに……タッチ……?
 そう。履歴書に書かれたことがウソかホントかなんて、親父たちは忙しくて調べてる暇なんかないんだから。だとする、あとはボクがホントのことをいわなきゃ、先生のウソは永遠にバレないわけなんだからさぁ。
 ………や、約束……、きちんと守ってくれる……?
 男だからね、約束は守るよ。
 じゃ……、じゃあ………、ちょっ……、ちょっとだけ………
 そうこなくっちゃ。
 でも、少しだけだからねっ。いっぱいはダメよっ。
 じゃあ、バストを覆ってるその手を下におろして。
 ほんとよっ………、ほんとにほんとよっ………
 ホントにホントだから手を下に……
 ほんとに……、ちょっとだけ………あッ、ああっ…
 うはっ、手の平にズッシーンて、メガトン級の重量感が……
 あっ……、ああっ……、あっ…
 触ってみて気がついたけどさぁ……、先生の肌、ツルツルのスベスベだね……。ホイップしたての生クリームの表面をなでてるみたいで、うはっ……
 あっ…、そんなっ……、あっ、ダメダメっ……
 先生、身体をよじっちゃダメだよ。ジッとしててくれないと。
 だって…、なんども真下からそんな……あっ、ダメダメっ…、もうダメっ…、おしまいっ…、おしまいにするわよっ……
 OK。もうしない。もうタップンタップンしないから、だからジッとしてて。
 ほんと……、ほんとよ……、絶対だからね……
 絶対だから、だから手を下ろして……
 ほんとに……あっ、またっ……
 先生のおっぱい、堅いところがぜんぜんないんだね……。横乳も下乳も、プリンプリンのほわんほわん……
 だめっ…、そんなに……、そんなに撫でまわしちゃ……あっ、イヤっ…、イヤっ……
 うはっ、すっごい弾力性。指がどこまでも喰い込んでいく。ほら……
 ああっ…、そんなに……あっ、ダメダメっ、そこはッ…、そこはダメっ……
 どうしたの? なんかまずいとこ触った?
 べっ…、べつに……、なんでも……、なんでもないから……

          (つづく)

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2006年12月31日 (日)

『潤色の舌戯』 -家庭教師編- その11

 先生ももう気づいてると思うけど、うちの親父、みょうに大学にこだわるじゃない? 国立じゃなきゃそんなの大学のうちに入らんてかんじでさぁ。
 たしかにそういうことをときどき口に出して……
 その親父にだよ、国立大の学生ですってのはまっ赤な大ウソで、ホントは私大の、それもごく普通の学力の大学の学生でしたなんてことがバレたら、それはそれはもう大変だよ。うちの親父、頭に血がのぼるとちょっと想像つかないような行動に出たりするところがあるからさぁ。
 想像つかないって、ど、どんな……
 そうだなぁ、相手が二十歳の、それもアイドル並みのルックスの若い女性だから、いくらなんでも暴力は使わないと思うけど、でも、いままで払った家庭教師代ぜんぶ返せとか……
 ぜっ、ぜんぶ!? 全額?
 そう。だって、どんなに偏差値とかが高くても、私大は大学のうちに入らんて、本気でそう思ってるような人だから、それぐらいムチャクチャなこといいだしてもおかしくないんじゃない?
 で、でもっ、いまさら全額返せだなんて……、もう半年近く過ぎてるわけだし……
 ねえ、トータルするとどれぐらい?
 な、なんのこと?
 家庭教師代のこと。もう百万超した?
 さ、さあ…、どうかしら……
 ゴマカそうとしてもダメだよ、先生。
 そんな、誤魔化そうだなんて…
 ボクねぇ、だいたいだけど、先生が月にどれぐらいもらってるか知ってるんだ。
 知ってる!? どうして…
 だって、なんだかんだいっても親子だからね。日頃の会話からなんとなくそんなのわかっちゃうじゃない。
 たしかに……
 それで、もし全部返せっていわれたら、先生返せるの?
 そっ、それはその………
 ひょっとして、スッカラカン?
 そっ、そんなことないっ。すっからかんだなんて、そんなことは……
 隠さなくたっていいんだよ。
 ほんと、ほんとよ……、すっからかんだけはその……
 先生ってさぁ、来るたびにファッション変っていくよねぇ。うちに通いはじめたころはジーンズにパーカーなんていう日もあったのに、最近じゃ上下ともにブランドもんでバッチリだし、そのバッグだってイタリア製かなんかの、けっこうお高いバッグなんでしょう?
 これは、その……、えっと……
 責めてるんじゃないんだよ。先生が自分で稼いだお金なんだから、そのお金をどう使おうと、そんなのは先生の勝手なんだけど、ただね……
 ……だた?
 うちの親父にはそういうの通用しないんだよねぇ。みょうなところで白か黒かっていう理屈を持ち出すような人だからさぁ。
 ど…、どうしたら……いいかしら……
 だからさぁ、ここは大人しくボクのいうことをきいといたほうがいいんじゃない?

          (つづく)

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2006年12月30日 (土)

『潤色の舌戯』 -家庭教師編- その10

 だっ、ダメよっ。ダメダメっ。ダメに決まってるでしょうっ。なにいってるのよっ。
 いいじゃん、減るもんじゃないんだしさぁ。
 減ると減らないとかって、そういう問題じゃないのっ。ダメったらダメっ。中学生のクセになにいいだすのよっ。
 そんなこといわないで、お願いっ、先生っ。
 今度は手合わせてもダメよっ。
 片方だけでも?
 片方でも両方同時でも、ダメなものダメっ。ダメダメっ。調子に乗るのもいいかげんにしなさいっ。中学生は大人しく勉強だけしてればいいのよっ。
 先生、ボクにそんなこといっていいの?
 いいって、なにが? なんのこと?
 先生のヒミツ、親父たちにバラすよ。
 わたしの……秘密………?
 そう、先生のヒミツ、ボク握ってるんだ。
 な…、なんのこと……。なんのこといってるのかわからないけど…… 
 先生さぁ、親父たちに渡した履歴書の学歴欄になんて書いた?
 それは、ほら……、えっと……、卒業した中学とか高校とかの名前だけど……
 高校の後は?
 そっ、それは……、その……、入学した……大学名を……
 ボクねぇ、先月、先生が履歴書に書いたその大学へ行ったんだ
 行った!? なんで!? どうしてそんなことをっ……
 先生がどんなところに通ってるのか見てみたくなって、それでひとりで行ってみたんだ。もちろん、先生に内緒で行ったわけだから、むこうで先生に会えるなんて期待してなかったけど、まあ、先生が授業を受けてる教室だけでも見せてもらおうと思って、それで学生課ってところへ行ったんだけど、先生、あの大学の学生じゃないじゃない。
 そっ、それはその……、えっと………
 別の学年どころか、ほかの学部にもそんな名の学生は本学に在籍しておりませんって、やたら髪の短い事務の女の人にすごい剣幕でいいきられちゃったよ。
 それはその……、なんていうか………
 先生、ホントは国立大の学生なんかじゃなくて、ホントは私大の、ごく平均的な大学の学生なんじゃないの?
 …………
 大丈夫。ボクは先生が国立大の学生じゃなくてもゼンゼン気にしないよ。それどころか、ごく普通の学力の大学の学生ですっていってくれたほうが、気楽に話せるみたいで嬉しいぐらいなんだけど、でも……
 ……でも?
 親父だよ、親父。
 あっ!

          (つづく)

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