『潤色の舌戯』 -家政婦編- その63
どう……、どう……して……、そんな……
まだある。下半身、下着のことだってそうさ。いや、下着のことよりもっと明白に表してるさ。仮に、誰がどう見たってGカップやHカップはありそうな爆乳を、本人がEカップです、Eカップ以上なんてあり得ませんていいきったとしても、それがもとでイヤな経験を何度も何度もしてきて、間違っても本当のことはいわないぞ。例え、ゆったりとしたセーターの上から見てもGカップ、Hカップはありそうっていうのが明々白々だとしても、でも、本当のことはいわない、絶対Eカップっていいはってやるんだって誓ってたとすれば、それはそれで理解できない話ではない。しかし、下着のことはそうはそうはならないだろう。周りの男どもにスケベな目で見られるから、だから、こういう下着をつけてるんですって、そうはならないだろう。むしろ、反対じゃないか。なんたって、床に転がってるあの下着、ハンパじゃない面積の小ささだったもんな。後ろのほうなんて、面積そのものがないようなもんだったもんな。それを、あんなに裾のユルユルのスカートの下に着けてるんだから、ど~見たって普通じゃないだろ。オレも男だから、エロDVDや、その手のエロ雑誌とか見たりするけど、そういうエロのなかでも滅多にお目にかかれない小ささ、もう露出限界ギリギリ、ちょっとハミ出しかけてます、いや、後ろはもうほとんど着けてないですって言っていいぐらいだったもんな。そんな大胆を越していった限界オーバーの下着だったからな。そんなのを男に見つかったらどうなる? ん? 間違っても、ハイ、そうですか。ご自由にどうぞ。なんたって、ここは民主主義の国ですからなんて、そんなコトにはならないだろ。その反対さ。ひとめ見ただけで驚天動地、狂喜乱舞さ。なんたって、ムチムチ・プリンプリンの肉体で、オマケに、ルックスまで整った女が、そのムチムチ・プリンプリンの肉体を、ほとんど曝け出すような極小の下着を、ヒラヒラのスカートの下に着けてるんだからな。マトモなままでいられるハズがない。で、その後はどうなるか、それはもう、説明するまでもないよな。だって、自分がされてきたことだし、だからこそ、会ってまだ一時間にも満たない男の目の前に、女として大切な大切な場所を、さあ、どうぞ。わたしはオマンコ女ですから、思う存分、お好きなようになさって下さいっていうカッコにまでされてるんだからな。
どう……、どう……、どう……して……、そこ……まで……
さっき説明したろ。お前さんはどこからどう見たってM女なのさ。そんなのは、“ある一定の人種”にとっては、そんなのを見破るのは造作のないこと、幼稚園児のウソを見破る、それぐらいたやすいことなのさ。
……………
(つづく)
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