『潤色の舌戯』 -家政婦編- その62
エム……、おん……、あのっ、どうしてっ……、どうして……そんな……ことが……断言……
誰だってわかる、いや、ある一定の人種なら誰だってわかることさ。こんな、なにもかも天に向かって丸出し、ムキ出しにするようなどスケベなカッコされて、それでも遠慮なくアソコを濡らしまくる、いや、むしろそのスケベ極まりないカッコさせられてからのほうが、よりもっとたくさん濡らすようになる女だとすれば、ああ、コイツはM女なんだって、ある一定の人種なら気づくさ。
あのっ……、あのっ……、あのっ……
ん? どうしたんだ?
あのっ……、あのっ……、いつっ……、いつっ……、いつからっ……………、そのことを……
ずっとずっとはじめのうちさ。
プレミアム契約の家政婦に相応しいかどうかチェックしようっていった、あの時からバッチリ気づいてたさ。
そんなに……はじめから……
ああ、そうだ。都合よくオレのこの口車に乗せられと思ってるかもしれないけど、でもな、よく考えてみろ。ちょっとやそっとの理由で、会って十分やそこらの男の前であんな簡単に服を脱いでいったりするか? 普通、そんなことしないぞ。コレは男のワナだって気づいて拒否したり、例え、途中まで気づかなかったとしても、気づいた時点でそこらら逃げたりするもんだ。それが普通、ごく一般的な対応なのに、お前さんはどうだった? そうじゃなかっただろ? なんだかんだ疑問を口にしながらも、つぎつぎに身に着けてるモノを脱ぎ捨てていって、で、その脱ぎ捨てた服の下にどんな下着をつけてたっけ?
そっ、そっ、それはっ……、あの……、なんて申しますかっ……
忘れたとはいわさないし、“たまたま”っていう言い逃れももう通用しないからな。お前は、ああいう、普通の女が間違っても身に着けたりしない、メチャメチャきわどい下着を、あの、最近の女子高生がはいてるような、中途半端に腿を露出したスカートのなかに、ストリッパーでも身に着けたりしないような、クソ面積の小さい、ヒモみたいなショーツでかろうじて、いや、後ろのほうなんてほとんど丸出しにして、前のほうの大切なとこだけギリギリ隠してるような下着をつけてたのさ。で、身につけることにより、もし、裾のゆるいこのスカートがめくれてしまったら、もし、スカートの奥を誰かに覗かれでもしたら、そうしたら、どうなってしまうんだろう。目にした者にどんな卑猥な妄想を抱かせて、その後、その相手からどんな酷いめにあってしまうんだろうって、普段からそういう過剰な妄想をかきたてて小さな悦楽を満たして楽しんでいたのさ。
そ……、そ……、そん……な……
まだある。このでっかいオッパイだってそうだ。お前がEカップだなんて言い張るからその言葉につきやってやったが、コイツはそんな小っぽけなカップじゃない。誰がどうみたってGカップやHカップはある爆乳さ。そんなのひとめ見れば小学生のガキでもわかることだけど、でもな、そこがお前さんの、いや、M女のツボのひとつなのさ。誰がどう見たってそんな小っぽけなカップじゃない。だとすれば、見た人間は誰だってそこを不審に思うだろうし、疑問を投げかけてくるだろう。そこを待っているのさ。そうやって、放っておいても周囲の視線が集中しそうな自慢の爆乳に、よりもっとその視線をクギづけにさせ、あわよくば、キミはEカップだなんて控えめなサイズを口にするけど、ホラ、わかるかい? こんなにたっぷりと膨らんでるじゃないか。ホラホラ、ひといちばい大きいっていわれるボクのこの手でも握りきれないし、それにホラ、例えようのないタップリとした重量感をボクのこの手の平に伝えてきちゃってるじゃないか。それなのにEカップだなんてそんな見え透いたウソついてもダメだよ、キミっていって、この自慢の爆乳をモミモミしながら、ウソをあばかれ、あわよくば、さあ、どうしてこんな見え透いたウソをついたのかな、ウソはいけないって学校で習わなかったのかなっていって、ネチネチと、この爆乳を揉みしだかれまくったりすることを望んでいるのさ、常日頃から。
(つづく)
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